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スマート大型多軸複合切削加工機
業界別:生産力・エネルギー
製品番号:LLS-M
永詮機器工業股份有限公司
award 3

スマート大型多軸複合切削加工機「LLS-M」は革新的なスマート化(IOT、SMB、VR、AR)を実現しました。

(1) スマートIoT技術:製品ライフサイクルにおけるスマートマシンの精度・寿命の維持、スマートマシンボックス(SMB)を使ったクラウドデータベースへの接続、さらにビフォアサービスとしてVRツールで製品情報(設計・製造に関するデータ)を提供し、顧客が製品の特長を理解し、購入を決定するまでの時間を短縮します。

(2) マシンデータ検索システム:CNCコントローラおよび振動・温度センサの情報を統合し、機械のデータ検索システムに保存します。IoTソフトウェアや製品ライフサイクルクラウドデータベースを使ってデータの処理と統合を行い、アフターサービス管理用HMIアプリを開発し、顧客の修理情報管理、メンテナンスナレッジベース、機器の取付け・メンテナンスシステム等のCRM(顧客関係管理)・ARスマートアフターサービスシステムを提供します。

(3) 革新的なスマートマシンバリューサービスチェーンシステム:2つのイノベーション(R&Dシステムモジュールと製品スマート化)を融合したスマートマシンバリューサービスチェーンシステムです。プロダクトライフサイクルマネジメント(PLM)プラットフォームおよびコンピュータインテグレートマニュファクチャリング(CIM)データベースを使って、ビフォアサービス、スマートマシン製造、アフターサービスのニーズに応え、全く新しいビジネスモデルを創造し、製品ライフサイクルの循環価値を高めます。クラウド上に製品ライフサイクルデータベースを構築し、IoT技術やSMBを使ってデータを統合し、「LLS-M」の精度・寿命管理サービスを行い、顧客との間にバリューサービスチェーンを構築します。

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永詮機器工業股份有限公司 について

1991年創業の永詮機器公司は、台中大里工業区に位置し、超大型CNC旋盤、5軸旋盤+フライス盤複合機、および多軸切削複合機の設計を専門としています。スマート機械の発展を中核的目標とし、最先端技術とコアテクノロジーの開発の統合を進めるとともに、業界の技術人才を育成することを責務と考えています。自社ブランドのL&Lのもと製品を世界へと販売し、「超大型多軸切削複合機分野で台湾のリーダーとなる」ビジョンを掲げています。

創業者の林建佑董事長は24歳で永詮機器公司を設立(1991年6月)し、創業初期には従来の超大型旋盤およびCNC旋盤、成長期には超大型5軸CNC旋盤、コアテクノロジーの深化期には超大型多軸切削複合機の製品開発に取り組んできました。初期は主に国内市場で事業を展開していましたが、その後徐々に欧米へと拡大し、現在では世界40カ国で製品を販売しています。2010年、産業環境のシフトを受け、コアテクノロジー深化期におけるインダストリ4.0導入というビジョンを策定し、機械・製造のスマート化に関連したソフト・ハード技術の開発とシステムインテグレーションに取り組み始め、ハードウェアメーカーから、メカトロニクス・ソフトウェア・情報を統合するシステムインテグレータへと転換を図っています。将来、世界のスマート機械分野において重要な影響力を発揮していけるよう願っています。永詮のL&Lブランドは2つのアルファベットのLから構成され、1つ目のLはLINを、2つ目のLはLATHEを意味します。合わせてLIN & LATHE(林氏の旋盤)となり、永詮が旋盤により事業を興したことを物語っています。

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