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AIスマート5軸工作機械
業界別:生産力・エネルギー
製品番号:UB-660
友嘉実業股份有限公司(FFG)
award 2

本機は、「AIスマート化」と「実用性」という2つの革新的な価値に着目し、複雑かつ高精度な大型ワーク向けの工作機械です。

AIスマート化:機械にはスマートアプリケーションサーバーが搭載されており、関連データを収集し友嘉(Fair Friend Ent. Co., Ltd.)のデータサービス管理プラットフォームにアップロードして分析し、分析結果をわかりやすい形で出力することが可能です。たとえば部品の自動検出、稼働率管理などの機能があり、PC、タブレット、携帯電話を使ってクラウド上で管理することが可能です。実証実験の結果、通常工場の責任者が月報を通じてのみ生産量を把握できていたのが、この機械なら当日に確認できることがわかりました。また、部品検出により、人による点検を減らすことができ、管理効率が22.3%向上しました。サービス・メンテナンスにおいては、紙ベースの作業がAIの作業に代わり、精度は90%に達し、年間90万台湾ドルを節約できます。

実用性:首振り型の5軸工作機械は、現在広く使われている従来製品より誤差を減らすことができます。また、温度上昇と振動は工作機械を使用するお客様にとって大きな課題となっていました。友嘉は温度補正デバイスとモデリング分析ソフトを独自開発し、工作機械の熱変形を大幅に改善しました。補正後の加工精度は0.02mm以内で、補正前より80%向上しました。切削中にびびりが発生した場合、友嘉の技術では最適化されたアルゴリズムとグラフィカルインターフェースにより、2秒以内にびびりを抑制することができます。 高速スピンドル加工では、発熱による線熱膨張でスピンドルが変形しやすくなりますが、変位センサーと温度センサーでデータを数値制御システムに送信すれば、誤差の補正が可能です。

http://www.feeler.com

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友嘉実業股份有限公司(FFG) について

1985年創業の友嘉実業(FFG)は、グループにおける工作機械のマザー工場にあたり、当初は主に従来型の帯鋸盤と研削盤を生産していました。工作機械産業の今後のトレンドは高度な自動化・無人化へと向かうという考察に基づき、同年先進的なCNCシリーズ製品の開発作業を開始し、初めは自社FEELERブランドのもと国内外へのマーケティングを進めました。1986年には、台湾国内でもっとも先進的な初のコラム移動型立形マシニングセンタを完成させ、極めて好評を博し、その後続いてCNCコンピュータ数値制御旋盤シリーズの開発を進めました。現在、製品シリーズは各種立形/横形旋盤・フライス盤、5軸マシニングセンタ、自動化生産システム、ライン全体の設備等へと拡大しています。

http://www.feeler.com

1979年創業の友嘉は、遠洲機械の買収後もブランド名「FEELER」の使用を継続していましたが、その後、創業者である朱志洋総裁と会社幹部との協議の結果、「FEELER」の文字の前に2本のダーツのマークを加えることとしました。ちょうどダーツのように当社が限りなく前進を続け、持続的な発展と日々の成長を遂げることができるようにという願いが込められています。

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