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博晟生醫股份有限公司 について

2016年7月に晟徳（Center）グループ、台湾微創医療器材（Wiltrom）、工業技術研究院（ITRI）、年興紡織（Nien Hsing Textile）、及び永昕（MYCENAX）が共同で設立した博晟生医（BioGend Therapeutics）は、整形外科向け材料で米国トップ5に入るイグザクテックの子会社である台湾美精技を買収後、イグザクテックが博晟の第3の株主となり、その技術は「骨生体材料」から「インプラント型再生軟骨の開発」まで広がっています。人々の医療の質を向上させるという信念を胸に、国際競争力を有し、国際標準に合致し、臨床ニーズに対応した新薬の開発に注力するとともに、骨・関節に関する総合医療・ケアのスペシャリストとなるべく尽力しています。博晟は国際法規・標準と臨床開発に関する専門チームを擁しており、世界に潜在する開発の価値がある技術を特定し、プロジェクトマネジメント形式で技術移転を進め、薬物製造プロセスの開発、最適化、前臨床試験を支援します。また組織工学技術を用い、ハイエンドかつ高品質な骨・軟骨の修復・再生製品の開発と、骨・軟骨に関する質の高いヘルスケアの提供に取り組んでいます。当社の経営・マネジメント陣は、組織工学と企業経営において長年の実務経験を有し、研究開発チームもまた、世界的な整形外科メーカー、工業技術研究院（ITRI）の研究開発チーム、及び国の法規制機関出身者で構成されています。ハイエンドの組織工学製品においても、自社設計・開発、臨床試験の設計・開発、法規調査・登録、マーケティング・販売、ビジネス交渉に対応可能で、業界のバリューチェーンにおける総合的能力を備えています。博晟は、医師の臨床ニーズと国内メーカーとを結び、ハイエンドで高品質な骨・軟骨の修復・再生製品を開発し、世界に通用する骨・軟骨の総合ヘルスケア企業となることを目標に掲げています。

https://www.biogend.com.tw/

RevoCartは、画期的な軟骨修復プロセスを採用し、組織切削装置（製品名：安切康[AccuCut]）、担体（製品名：康膝骨Chondroplug）、酵素（製品名：愛膝康専用酵素[RevoCart Enzyme]）、専用緩衝液（製品名：愛膝康專用緩衝溶液[RevoCart Buffer Solution]）で構成されています。専用の手術器具を合わせて使用すれば、1時間以内に手術を完了させることができます。手術の流れは以下のとおりとなります。まず患者さん自身の健康な非荷重部軟骨組織から取り出した小片を組織切削装置で細かく切断した後、酵素（コラゲナーゼ）を用いて軟骨組織細胞周囲のマトリックスを部分的に分解し、軟骨細胞の活性を高めます。処理後の軟骨組織は生分解性の担体に入れ、インプラントの準備を完了させ、患者さんの軟骨損傷箇所に埋め込みます。担体の主成分はPLGAとβ-TCPで、多層・多孔質の空洞構造を有します。埋め込み後は骨髄がその中へ浸透しますが、骨髄には組織再生を促す栄養分や成長因子が豊富に含まれているため、RevoCartの場合、細胞、足場、成長因子という組織工学の3要素すべてがそろうこととなります。それゆえ、軟骨細胞しか含まれないACI手術よりも、患者さんの軟骨の再生に有利に働きます。生検により、本技術によって再生した軟骨は、弾力性に優れ、効果が長く持続する天然ガラス軟骨であることが確認されています。この技術で作られた軟骨は硝子軟骨であり、生検の結果、比較的弾力性に優れ長持ちするものであることが確認されています。