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工具画像検査装置
業界別:健康・精密機器
製品番号:"KJ1000"/"KJ1000A"/"KJ1000A PLUS"
可展機械股份有限公司
award 3

「KJ1000A工具画像検査装置」
1.送り軸の駆動に高精度リニアモーターを採用し、移動構造全体の軽量化を図りました。
2.光学スケールによるフィードバック位置で、高精度な位置決めを実現します。
3.コントローラはPCBASEアーキテクチャを採用し、最適なパラメータ制御を行うための自己調整を行います。
4.工具長、工具径、プロファイル、角度、円弧、工具摩耗を正確にグラフィック認識します。
5.ブレードのたわみ測定は、点、線、円弧、角度、すくい角、逃げ角、輪郭比較測定が可能で、CAD図面をインポートして比較測定することもできます。
さらに、異なる成形工具に応じて測定プログラムを編集することができ、測定スピードも速く、1クリックで工具の長さと直径の測定が完了し、30秒で工具の校正とコード変換を完了します。処理スピードは手動と比較して20倍以上です。
互換性:各メーカーのツール補正パラメータテーブルを内蔵しており、ファナック、シーメンス、ハイデンハイン、三菱などのコントローラに自由にデータを変換してツール補正を行うことが可能です。
自動データ転送:測定データは自動的にコントローラに転送されるため、データの取り違えの原因となる測定データの手動コピーや機械への入力が不要になりました。
動作中の振動がない:高精度な繰り返し位置決めが可能で、精密測定機器の恒温環境(25±2℃、湿度60%±10℃)の要求に応え、磨耗や熱エネルギーが発生しません。

http://www.keejaan.com/c_profile.html

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可展機械股份有限公司 について

可展機械股份有限公司(KEE JAAN MACHINERY)は、加工品質、効率、精度の信頼性に対する顧客のニーズに応えるべく、精密加工を基礎に測定技術を磨き上げ、自社ブランドを展開、良いものを残しつつもさまざまな新機種や各種測定ソフトを打ち出し、時代ごとの技術トレンドの推移に合わせ、たえずイノベーションを追求しています。そうした取組の一例として、2016年には「ツールデータ転送システム」を開発し、協鴻工業(Hartford)、東台精機(Tongtai)、翔名科技(Feedback)といった機械メーカーに納入しました。また、漢翔航空工業(AIDC)向けにカスタム設計による「ツール検査システム」を構築し、そのイノベーション力と研究開発力は台湾国内の大手メーカーから高く評価されています。現在、台湾の測定機器で65%以上の市場シェアを有し、台湾トップのツール測定機器メーカーとなっています。当社の測定機器製品は先進工業国においてシンプルな用途から専門性の高い用途まで幅広く採用されており、その中には航空宇宙のエアバス(フランス)、四輪車・二輪車のプジョー(フランス)やダイハツ、さらには三菱重工、インガソール・ランドなど、各分野のトップブランドも含まれます。中国においても、大連油泵油嘴廠、北京油泵油嘴廠、無錫油泵油嘴廠、大連機車車輛廠、長春一汽(FAW)、湖北二汽底盤、万向集団、ハルビン東安汽車、上海柴油、広東省佛斯弟(FOSTI)、海南新大洲、済南軽騎、上海人造板機械廠、湖北彤鑫、江蘇高郵、成都艾特航空制造、中国航天科工集団三院三十三所(航天33所)、揚州動力機械廠、温嶺摩托車といった数多くの著名企業をはじめ500社以上の顧客を抱えています。

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1977年に設立された永和工業社は機械部品加工を専門とし、1987年にはCNC円筒研削盤と内径研削盤を導入し、祖新徳や迦勒の研削盤スピンドル、麗偉(Leadwell)のCNCマシンのスピンドル加工を受注しました。1988年、20年以上にわたり培った精密加工機の経験をもとに、ツールセッターの研究開発にも取り掛かりました。1989年には可展機械股份有限公司(KEE JAAN MACHINERY)を設立し、台湾で初めてツールセッターの開発・製造に特化した企業となりました。1993年から1996年にかけて、ツールセッターの品質と性能が国内外のお客様から高い評価をいただき、月平均30台以上の出荷実績を記録しました。1999年には、ドイツやスイスと同様の技術を活かし、光源・画像処理ツールセッターの開発に成功、フランスのエアバスや英国の工作機械工場、ロシアの国営兵器工場、日本の自動車・ツールメーカー、イランの自動車メーカーなどへと輸出しました。2006年、創業者である廖明邦総経理の奥様が他界し、内助の功を失ったことで事業経営は大きな困難に陥りました。それに加え、中度の知能障害を患っていた末っ子の12歳の娘を含め4人の子どもを養うという大きな負担が、すべて父親一人にのしかかることとなりました。当時の心境はまさに、「ただ無言で天を仰ぐ」ばかりでした。2011年、技術担当幹部が離職すると、次世代へのサクセッションプランが始動しました。2015年、世代交代の道筋が徐々に見え始め、後継者が自ら102A振れゼロ工具検査装置の独自開発に成功しました。2016年には「ツールデータ転送システム」を開発し、協鴻工業(Hartford)、東台精機(Tongtai)、翔名科技(Feedback)といった機械メーカーに納入しました。2017年には漢翔航空工業(AIDC)からの委託を受け、カスタム設計による「ツール検査システム」を構築しました。2018年、益鋌企業有限公司(TINE ENTERPREISE)及び吉輔企業有限公司(Gifu Enterprise)とアライアンスを組み、経済部中小企業処のSBIR計画の審査に通り、「スマート無線ツールマネジメントシステム統合プロジェクト」を実施しました。2018年には製販分離のために、5000万元を投資して豊原に新工場を建設、自社ブランドの測定機事業の運営を新工場に移す一方、機械加工事業は旧工場での運営を継続することとしました。2019年、経済部中小企業局のSBIR計画のもと、「2.5D鋸刃測定機開発計画」を実施しました。そして2020年には、品質マネジメントシステムISO 9001認証を取得しました。

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