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『あつまれ どうぶつの森』だけじゃない 自宅で子供とふれあう新たな選択肢
公開日 2020-07-01

台湾では新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きを見せており、政府は6月7日より大規模な社会活動に対する制限を解除すると発表しました。しかし夏休みが近づく現在も、世界の多くの国は感染リスクが危惧される状況にあるため、子供連れで海外旅行に行くことは現実的ではありません。そのため保護者の方々は自宅で子供とふれあう新たな形を模索し始めています。

調査会社Mordor Intelligence(モルドールインテリジェンス)のレポートによると、世界の玩具・ゲーム市場は2019年から2025年にかけて年率4.5%で成長し、2023年にはゲーム市場だけでも1200万ドルの市場価値に達すると予測されています。同レポートでは現在見られるいくつかのトレンドが取り上げられており、ビデオゲームで遊び始める子供の年齢層が徐々に低下していること、テレビや映画で登場するさまざまなテーマのキャラクターが関連玩具の売れ行きに大きく影響すること、さらには先進国で教育玩具、インタラクティブ玩具、多機能玩具の販売が増えていることなどが指摘されています。

台湾エクセレンスは創造性を出発点とし、その受賞企業は次世代の子供たちの想像力を刺激する面白みのある製品を数多く開発しています。「SMART BOX知育ゲームセット」で台湾エクセレンス賞を初受賞した康軒文教集団(Kang Hsuan Educational Publishing Group)は、小さな島にすぎない台湾がボードゲームを通じ世界で大きな存在感を発揮できることを証明しました。本製品は「SKILL集中力」、「MATH計算力」、「ART美的感覚」、「READ言語力」、「THINK思考力」という5つテーマのもと、親子遊びの中で子供の問題解決能力を伸ばすことができます。またボードゲーム以外にも、台湾エクセレンス賞の常連である聚和国際公司(HOPAX)は、繰り返し貼ってはがせる付箋「Stick’n」を応用した子供向けクリエイティブワークブック、タングラムブロック、トレーシングワークブック、カラーリングロール等を開発しています。こうした製品を利用することで、子供たちはいつでもどこでも絵画を通じその創造性を発揮することができます。

実際に製品を購入する前に、子供が興味を示すかどうか試してみたいと考える親御さんも多いことでしょう。台北南港展示ホール1の3Fにある「台湾エクセレンス館」では、今回ご紹介した製品を含むその年の受賞製品が展示されており、実際に手に触れてご覧いただけます。お時間のあるときにお子様とともにぜひ「台湾エクセレンス館」へ足をお運びください。台湾エクセレンスに関する詳細は、台湾エクセレンスの日本語公式サイト(https://www. taiwanexcellence.org/jp)とFacebookファンページ(https://www.facebook.com/TaiwanExcellence.jp/)をご覧ください。

担当者

台湾貿易センター戦略マーケティング部(行銷専案処) 吳俊沢部長

02-2725-5200 #1300

wuct@taitra.org.tw

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