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ワイヤレス給電電子ペーパーディスプレイ
業界別:電子・通信
製品番号:EU029TC1
元太科技工業股份有限公司(E Ink Holdings Inc.)
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ワイヤレス給電電子ペーパーディスプレイは、約2.9インチのディスプレイを備え、NFCまたはUHF方式のワイヤレス通信テクノロジーによりデータの転送や画面の更新を行うことができます。電子ペーパー上には最終更新時の画面が残りますが、電力を消費することはなく、バッテリー駆動の必要のないディスプレイとなっています。
紙ラベルに取って代わる製品で、効率の向上とヒューマンエラーの低減が可能です。物流・ストレージ・スーツケース・薬物等のタグや電子IDカード等に応用でき、IoTを利用した情報伝達における最高のヒューマンマシンインターフェイスとなっています。
特徴
1.電子ペーパーは「バイステーブル」技術により、電力を消費するのは画面が切り替わる時のみとなります。最後に表示した画面はそのままとどまり、消えることはありません。視覚的感覚や軽い質感は紙とよく似ています。
2.電子ペーパーには反射式技術を採用し、周囲の光源を使用してその視認性を確保します。バックライトを必要とせず、従来の紙と同様の視覚効果を生み出し、どの角度からも、太陽光下でもすべてはっきりと視認することができます。
3.ディスプレイ基板には、軽くて薄く耐衝撃性のある破れにくい素材を使用し、物流業界のニーズにも対応します。
4.送信に要するわずかな電力だけで画面を更新でき、バッテリーや電源接続は不要であるため、非常に薄型・軽量の外観を実現しています。
5.ワイヤレス給電ですので、電源やケーブルに縛られることはありません。追加の電線の設置が不要となるため、導入は簡単です。またこれまでの製品開発上の限界を突破し、これまで想像すらもしなかったものをディスプレイへと変え、市場での新たな応用やビジネスモデルの構築の可能性を切り開くことができます。
6.環境にやさしい設計で、バッテリーやメンテナンスコストがかからず、廃棄バッテリーにより引き起こされる汚染を防止することができます。
7. 軽量かつ耐衝撃性のあるフレキシブルな基板設計。バッテリーを用いないため液漏れの心配はなく、使用時の安全性を高めています。

製品お問い合わせ

元太科技工業股份有限公司(E Ink Holdings Inc.) について

元太科技(E Ink Holdings Inc.)は、電子ペーパーの世界大手です。マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボで開発された電子インク技術を用いて製造した電子ペーパーは、10年足らずのうちに数十億ドル規模の電子書籍市場を作り上げました。 電子ペーパーは、快適な読み心地と低消費電力で、教育、小売、交通、病院、物流、家庭生活など、モノのインターネットの世界における様々なスマート化の応用領域に適しています。 私たちの経営理念は、先進技術の開発を通じ、革命的な製品とより優れたユーザーエクスペリエンスを提供し、環境のためにより大きな便益を生み出すことです。当社は電子ペーパーディスプレイ分野への投資を継続し、電子ペーパー技術をより多くの市場と革新的な応用へと拡大していきます。また子会社が保有するFFS広角技術は、ハイエンドなコンシューマエレクトロニクス製品の標準装備となっています。

http://jp.eink.com

1992年創業の元太科技(E Ink Holdings Inc.)は台湾初のTFT LCD企業で、高品質な中小型パネルの生産を専門としています。 E Inkブランドは、電子ペーパーディスプレイで用いられる「電子インク」技術に端を発し、米国のE Ink Corporationがその名称を最初に使用しました。2009年、元太科技はE Ink Corporationを買収し、電子ペーパー産業の川上と川中を統合するとともに、E Inkブランドのもとグローバルに事業を展開しています。2016年末、元太科技は正式に液晶ディスプレイ事業から撤退し、電子ペーパーの研究開発・生産に専念することを決定しました。 現在元太科技は、電気泳動技術をベースにした電子ペーパーのデベロッパー・サプライヤーとして世界をリードしています。最先端の技術を武器に、耐久性に優れた低消費電力の電子ペーパーモジュールを世界のトップブランドやメーカーに提供しています。お客様の新製品開発や新市場開拓を支援し、電子ペーパーの応用分野を拡大し続けています。

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Email:PRMarketing@eink.com

Email:shana.tien@eink.com