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全自動両面基板スルーホール・ソルダーレジスト・スクリーン印刷生産ライン
業界別:生産力・エネルギー
製品番号:ATMALINE PC68/SP / ATMALINE PC68/SM
東遠精技工業股份有限公司(ATMA)
award 3

PCBは産業の母であり、電子製品に必要不可欠な重要部品です。PCB自体はすでに成熟産業で、スルーホール、ソルダーレジスト、文字印刷の各工程は、大部分で半自動又は単一機器での自動生産が採用され、生産性や効率も満足のいくレベルに達しています。当社はインダストリー4.0の理念に加え、顧客の実際の応用性を考慮し、「自動ワーク供給->CCDカメラ自動位置決め->スルーホール->C面ソルダーレジスト->自動反転->S面ソルダーレジスト->吊り下げ式乾燥->収納」という全自動マルチステーション・スクリーン印刷の生産ラインを開発しました。

この全自動生産ラインを利用すれば、従業員の負担が軽減できるほか、省エネ・CO2削減目標が達成でき、地球の環境保護にも役立ちます。特に重要な技術は、約4万個のスルーホールの同時充填(内部の酸化防止)と、自動反転時のアーム伸長・維持動作(様々な工程を経て変形した基板を、反転時にアームが2方向から引っ張り、平らにする。CCDカメラによる位置決めに役立ち、薄型基板で特に効果的)です。一般の治具に代わる万能治具(スルーホール)や位置決めピン(両面ソルダーレジスト)を使用し、さらにオフライン治具設計で、3分の2以上の時間を節約できます。また、刷版は従来の3点微調整機能(必要な位置への即時かつ精確な調整ができない)に代わるサーボ駆動制御で、スムーズな動作フローを確実にします。世界初の全自動スルーホール・ソルダーレジストオンライン印刷量産機は、人的コストの大幅な削減と生産効率97%以上を実現し、発売後は多くの顧客の評価とリピーターを呼んでいます。これまでに56の注文を受け、金額は6.2億台湾元、シェアは46%に達し、世界のPCB産業の全自動スクリーン印刷生産ラインをリードしています。

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東遠精技工業股份有限公司(ATMA) について

1979年創業の東遠(ATMA)は、自社ブランドATMAのもと、スクリーン印刷・インクジェット印刷設備を専門に、研究開発、生産、販売を行っています。世界70カ国以上でマーケティングを行い、ハイテクを活用したスクリーン印刷分野で世界のサプライチェーンの一翼を担っています。 当社は絶え間なくイノベーション・研究開発に取り組み、時代を先取りした思考で、【最高の品質】を貫き続けることを約束します。世界で170件の特許を保有するとともに、長期にわたりTQM(総合的品質管理)を推進し、第23回【国家品質賞】 にも輝いています。持続可能な経営の実現という理念を貫き、より高いレベルのものづくりとより価値の高い製品づくりを目指しています。 2017年には本社を新たに華亜テクノロジーパーク(科技園区)へと移し、公園形式のクリーンエネルギー環境を構築しました。同時に設計、製造、販売、カスタマーサービス、展示、事務等の部門を統合し、スクリーン印刷設備の生産センターとして、高い経営成果を実現し、世界の顧客に向けてより行き届いたサービスを届けています。

http://www.atma.com.tw

東遠精技(ATMA)は、1979年に陳東欽が出資し設立されました。1981年、当初は自動日めくりカレンダーの生産・販売を計画していましたが、カレンダーの日付をうまく印刷する方法が分からず苦労し、学費を支払ってスクリーン印刷技術を習得しました。こうした縁もあって、スクリーン印刷分野へと邁進することとなりました。1980年代、当社はブランドに関する理解が乏しく、コピー製品の被害にあった苦い経験から、自社ブランドの構築を考えるようになりました。1986年、当社は世界初の空気式を用いたスクリーン印刷機を設計し、良好な販売実績を残しました。 その後は、台湾貿易センターとともに東南アジアや欧米の見本市に参加し、海外市場でのビジネスチャンスを模索しました。最初のロゴマークの使用を開始し、優れた品質と革新的な設計を武器に、徐々に市場を開拓していきました。1980年代、海外の方々の間では「台湾製品のほとんどはコピー商品」という見方が根強く残っていました。そのため自社ブランドを構築しようという初心と努力は実らず、海外市場での受け入れは進まず、販売価格も良いものとは言えませんでした。その後、代理店の提案に従い、1986年に英語名としてATMAを使い始めたところ、好評を博し、現在に至っています。 ATMAに込められた意味: ATMAのAはAdvanced(他をリードする先進性)、TはTaiwan(台湾)とTung Yuan(東遠)、MはMachinery(機械設備)、AはAutomation(自動化)を意味します。 SPS: 2000年以来、東遠はデュアルブランド戦略を採用して、市場セグメンテーションを行っています。2012年、ドイツにおけるローラー印刷機のトップブランド「SPS」を買収したことで、ドイツの優れた機械プロセス技術と東遠の誇る高効率・高品質の製造・サービスが合わさり、相互補完的な強みを発揮しています。

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